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2009年7月

家庭の経済格差が教育格差に直結するか

先ほど影山英男著「百ます計算の真実」ではきっぱりと根拠を提示して否定しています。保護者の教育意識の高さによるものであると結論づけてます。統計を根拠にそして教育現場の渦中のまっただ中にいる人がそういうんであるからそれは真実でしょう。私もそう思います。私的な根拠はこうです。
まずいやいやさせても絶対身につかない。例えば塾などにただ丸投げしてるだけでは意味がありません。私も学生の頃にアルバイトで塾や家庭教師の経験があるのでよく分かるのですがほとんどの子供はやる気がない。まあほとんどというと語弊があるのかもしれまんが、塾によって違うのかもしれませんが。ただだいたいが親の強制できているわけで親は塾にいかせとけば安心、子供も塾に行ってれば親から文句をいわれなく安心というわけです。内容がどうであれ。いっこうに成績が上がらないと気づいたときは時すでに遅し。
余談ですが塾講師のアルバイトをいっしょにしてた友人があまりにも生徒がいうことを聞かないので教室の外の廊下に立たせてました。あとで塾長に怒られてました。当然でしょう((o^-^o)お金払って授業受けにきてるんだから、学校とはちがう) 笑い話ですが。

ある日、ゴルフの打ちっ放し練習場でこういう光景を見ました。子供が3人ほどやってきて打ち始めました。見るからに楽しそうにやってないし、フォームも何も考えないでいい加減な打ち方で連続打ち。ただ所定のボールを早くなくそうと必死です。想像するにゴルフ好きのお金持ちのお父さんが自分の息子娘たちをゴルフを上手にあわよくばプロにでもならそうとノルマを課している感じ。子供たちはひとり2000円分のゴルフ玉をあっという間に使い果たしさっさと帰っていきました。本当はたいして好きではないものを親から押しつけれられてるのでしょう。しかしたぶん親の前ではいい子になってちゃんとしたレッスンを受けてるんであろう。親の見てないところではこんなものでしょう。
教育の本質を考えないでお金任せにやれ塾だの英会話だのその他いろいろな習い事を丸投げするだけではほとんどが空振り。その逆にお金がないからうんぬんとか遺伝だからうんぬんといかいう人は単に自分を否定されないためのいいわけに過ぎません。教材なんか安く手に入るし、図書館に行けばただで借りられます。ネットだって探せばただで優良なサイトがごまんとあります。
しょせん人間は好きなことしか上達は見込めません。そうであれば好きにさせるにはどうしたらいいかを考えるべきでしょう。このへんは難しい課題と思いますので次回何回かに分けて掲載したいと思います。なぜ難しいかというと例えば勉強を好きになるとうことは逆境を作り出すということだからです。

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規則正しい生活とは

このご時世でこどもに規則正しい生活をさせるというのはなかなか難しいのかもしれません。親が仕事で遅くなったり生活上不規則な生活を強いられる場合はなかなか困難な状況です。しかしそうではない場合で親が子供に規則正しい生活をさせられないのは単に親がだらしいだけです。
規則正しい生活とは食事を同じ時間にすることや朝、決まった時間に起きることだけでなく、大事なのは同じ時間に寝るということです。寝る時間が不規則だと睡眠が十分でなかったりするとその翌日は学校で眠くって集中力に欠けます。そして帰って昼寝なんかするとその日の就寝時間がまた遅くなって悪循環を生みます。10分ぐらいいいだろうと思うかもしれませんが本来体の中に持ってる体内時計はかなり正確です。これは何万年という人類のDNAが引き継がれてきたものです。体内時計を発現させることが究極の規則正しい生活ということになります。体内時計を体感したことのない人などいるのでしょうか?数秒違わず夜眠くなり、数秒違わず自然に目が覚める。これには昼間生活も相当リラックスした生活を送らないとなかなか難しいでしょう。

そこまでいかなくても早寝早起き朝ご飯!これが全ての教育の根本であるということはいうまでもありません。

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知識の積み木

学問をするということは知識の積み重ねです。一つの理論体系はその下の基礎的な理論体系の裏打ちがあります。文系とか理系とか国語とか算数とか関わらず知識の理屈が通ってないと知識が積み重なっていきません。しかし途中突貫工事をしてもなんとか見かけの知識の積み木は積み上がりますが所詮土台がよわいのでちょっとした弾みで崩落してしまします。またちょっとした応用問題に対応がききません。早い時点でその抜けた穴を埋めたりして修復すれば何とかなりますがある程度積み上がってしまうと強引に下の修復をするといままで積み上がった知識もまるまる崩壊しかねません。いままで時間をかけてきたのが無駄になってしまいます。修復作業もちゃんと考えてやらないとその下の正しい知識であるブロックをも移動したり欠落させたりしかねません。

正しい知識の積み木

Tisiki


Tisiki2


間違った積み木

ではどうしたらよいのか。
ひとつひとつ基礎をじっくり固めることですね。では基礎とは何なのかということですが
これらの知識の下地には影山英男氏のいうところの’早寝早起き朝ご飯’でしょう。これは間違いありません。これなくしてはすべてが始まらないということです。しかしこれを軽視して始めている親御さんも多いのかもしれませんがこれははっきり言って時間の無駄です。規則正しい生活ができてない子供は集中力に欠けてるんです。集中力が欠けてる状態で例えば10時間勉強をするよりも集中している状態で1時間勉強した方が効果的というわけです。
それでは次のブロック、つまり一番下のブロックは何かというと これも同氏がいうところの読み書き計算。これも相違ないでしょう。その中の一つが100マス計算ということでしょう。ひとときのブームが去った感はありますがこればっかりはブームがどうのこうのいうところの次元ではありません。たぶん百マスに対して相当批判されてきたので以下の本がでたのでしょう。本文からそういう意志がにじにじとでてます。その中には100マスをすれば難しい受験も突破できるとか100マスをすれば切れたとかそんなとぼけた批判が多いそうです。

100マスとはほんの基礎トレーニングでありそれをやったから難しい問題が解けるとか難関校にいけるとかそうな問題ではありません。スポーツでいうところのランニングや腹筋等の筋トレとおなじです。筋トレだけすればサッカーがうまくなるわけでもないし野球がうまくなるわけでもない。しかしそれらの基礎なので毎日反復練習をやらないと上達は見込めない。スポーツマンはそれを行うことは基礎中の基礎できわめて大事なこととして自覚してます。100マスはそれと同じと言っていいでしょう。

私からみた100マスの効果
1 子供が集中できる
2 すすんでやる(楽しいみたい)
3 頭の活性化になる。
4 計算が速くなるというのはとってつけたおまけみたいなものと考えたらよろしい

わたしは1、2、3が主目的であり特に幼稚園児や小学生低学年の教育に関して一番大事なものことは楽しく勉強をするということが最優先です。それでは楽しい勉強とはこれまた難しく相当工夫をこらしたりかなりのテクニックがいります。その楽しい学習のひとつとして100マスをおすすめします。
くれぐれも飛躍した概念をもたないように。

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