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2010年4月

人間失格 太宰治

最近、去年ぐらいから太宰治の映画よくやってますよね、生誕100年とかなんとかって。見てみたいのですがその前に一度書籍でもう一度読んでみようと思いました。もうすでに記憶が薄れてきてるので一度読んでから文豪の表現をじっくり堪能しながら連想しておき、自分のイメージと実際の映画でのイメージのギャップを楽しもうと思ってます。

そんでまずは人間失格。いきなりですが。いきなりというのはこの作品が太宰の集大成である、あるいはこの作品を書くために生まれてきたとか言われてますから。解説者の言葉によれば「この作品はある性格を持って生まれた人々の、弱き美しきかなしき純粋な魂を持った人々の永遠の代弁者であり、救いであるのだ」
ということは多くの人々がそれに当てはまることでしょう。

改めて太宰とはこんなにユーモアのセンスがあるのかと驚かされました。前半はおかしくて笑みがこぼれっぱなしでした。そしてこの巧みな表現に感嘆し、これが文豪って言われるゆえんかと思います。まさしく文学の魅惑の中にどっぷりつかって余興を楽しめました。そしてこれが日本語なんだ。漱石もそうですが、これが本当の日本語なんだなあとこの年になって改めて感じる次第です。そして個々の文学的趣向を超えた名作であると確認させられます。

常日頃は専門書や新書しか読まないので これら巧妙な文章表現に新鮮さと驚嘆を感じます。専門書は日本語だけれども算数みたいなもので味気ないし、新書に至っては2.3時間で読み終えるような平坦な文書だし。

この「人間失格」は始終、人間の本質を教えてくれと悲痛しながら落胆を繰り返し最後には自ら失格の烙印を押すのであるが、この作品の中に一つのテーマ、命題があります。それは「罪とは何だ」ということです。わずかな下りですがこの部分がこの物語の一番重要な部分で作者の一番言いたかったことではないでしょうか。無垢の信頼心は罪の源泉ということばを発しながら罪という混沌とした言葉をはっきりさせたい意図が見えてきます。

高校生の時、級友がこれを読んだ感想が「暗~い」って言ってたのを覚えてますが、そういう表現しかできないのは無理もないことだと思います。実際社会に出てもまれてはじめて感じ取れるものだと思います。まあ大人の小説であることには違いありませんが子供の頃からこれらすごみのある文体を触れることは大事だと思いますね。

私のように高校生の時の愛読書が星新一と多湖輝では国語のテストの点数がとれないわけですわ(T_T)

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バックアップ3

中級者編

パソコンの扱いにだいぶ慣れてくるとCDやDVDの焼き方をおぼえてきます。たしかに外部媒体にコピーを保存する方法としてはひとつの選択肢です。しかし全ての種類のファイルの特性をこれだけでは不具合が生じてきます。

まず
1 書き込み速度が非常に遅いということです。

パソコンのデバイスの中で一番おそいデータ転送ツールですよね。これが膨大な量のデータや更新の多いファイルなどはすごく時間がかかるのでとてもいらいらします。いらいらすると結局回数が減ったりやらなくなったりします。また操作が煩雑になるとなおさらです。それだと意味が無くなってしまいます。バックアップをルーチン化するためにはそこが最大のネックになるわけです。ここが一番大事。
敵は(HDDクラッシュやシステムエラー)はいつやってくるか分からないのです。常時に近い形でバックアップをすることが意味のあることでそれを妨げるのが操作のルーチン化、単純化、短時間化ができないことにあるのです。

2 ヒューマンエラーを起こす。

だいたいパソコンとそれを操作している人と比べると圧倒的に人が間違いを起こします。至って単純操作にしてもミスを犯します。頭の中では絶対大丈夫と思っていてもいざというときに信じられないようなミスを犯します。例えばコピー元とコピー先を間違えたり(コピー先をコピー元にコピーしたらせっかく更新したファイルが全て消えて以前のファイルに戻ってしまいます)、コピーでなくて切り取りでペースとした最中に何かのエラーが起こり元ファイルが消えてしまったり、いろんな事が考えられます。
だからなるべく人の手を介在しないで一連の操作はパソコンに任せた方が明らかに安全です。
特にバックアップとは更新したファイルや新規ファイルのみコピーするのでそのファイルを自ら選び出すだけでも作業が大変です。

3 枚数が多くなると管理が煩雑化する

データ数が多くなると結局CDやDVDの枚数が多くなり、管理が大変になるんですね。するとデジタル媒体で管理はしてるけれどもアナログ的な管理方法になってしまい、目的のファイルを探したりリストアの時に手間取ったりします。

4 耐久性に不安感がある。

CDやDVDの耐久性は実際何十年もつかわからないらしいです。メーカーによっても耐久性が違ってくるみたいです。特に光や傷に弱く、何時間か直射日光を当てたり、読み込み面に傷がはいったりするとたちまち読み込み不能になってしまいます。相当デリケートに取り扱わないと大変なことになります。

こういったことから

CDやDVDへのバックアップが適しているのは大容量のファイルかつ更新しないファイル、とりわけ映画や動画などでしょうか それ以外は不適ということになります。
ただそれにしても 常に二つの媒体に同ファイルを置くというバックアップの大前提を崩してはいけません。
つまりHDDからDVDにコピーしてもHDDの元ファイルも消さずに残しておく。または二つのDVDに焼く。といった原則は守る必要がありますね。

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バックアップ2

初心者編

この部類の人はまずバックアップの必要性を感じていらっしゃらない。パソコンが壊れるとかHDDがクラッシュしてはじめてバックアップの重要性を感じるのですがその体験がないので動機付けに乏しい。しかも日本製(ソニーだとかNECだとか)だと壊れないと信じてるのかなおさらです。今日も明日も大丈夫だしもう3年も使ってるけど大丈夫。でもそれはたまたま大丈夫なだけです。特にHDDはいつ壊れてもおかしくない消耗品であると認識した方がよい。

さてバックアップといっても何をバックアップするのか。ここからは初心者講座になりますが、ひととおりご説明しましょう。パソコンの中で構成されてるソフト(ソースコード)とは基本的にファイル単位で構成されています。無数のファイルが存在していてそれをフォルダといういわゆるカテゴリーで区画されています。このフォルダというのはファイルではありません。正式にはディレクトリと呼ばれるものでファイルの集合体と思ったらいいでしょう。もっとわかりやすく言うと机の引き出しあるいは袋と思えばいいです。それはファイルを入れる入れ物です。そしてその入れ物に名前をつければすぐ目的のファイルが取り出せます。フォルダは自分でも簡単作れるし、フォルダの中にまたフォルダを作れ、複雑なツリー構造を構成することができます。このツリー構造を作れることが膨大な数や種類のファイルの整理がつくのです。MSーDOSではルートディレクトリとかサブディレクトリとか言いますけどWindowsがでてきてからフォルダという言葉が一般的になりました。コマンドでdirがあるのでディレクトリという人はプログラマーかその手の詳しい人しか使いません。

それではその全てのファイルをバックアップするのかというとそうではない。そんなことをすると膨大な量になってしまうし更新されてないファイルをバックアップしても無駄になるからです。ファイルには大きく分けるとシステムやアプリで使用するファイルとそのソフトで自分が作ったファイルと二つに分けることができます。システムで使用するファイルはもしクラッシュ等で壊れたとしても付属のシステムディスクあるいはアプリのインストールディスクで復旧ができます。しかし自分で作成したファイルや写真等は一度失えば復旧できません。よってその部分を優先的にバックアップすればいいのです。

その自分で作ったデータファイルはどこにあるのか ということです。それはアプリによって設定が様々です。基本的に多いのはマイドキュメント内に設置される場合が多いのですが、cドライブの奥底に設置される場合もあります。なのでアプリの初期設定の場所に保存するのではなくご自分で新規作成したフォルダ内にデータファイルを入れるように努めるべきです。そうすればバックアップの時にばらばらの場所に散らばったファイルをいちいち探すより一つにまとめてた決まったフォルダをバックアップすれば簡単だからです。

例として次にバックアップしないといけないファイルをあげます。

1 今までの受信メール(現在はWEBメールが主流になりつつあるのでこちらを強くおすすめしますが別項にて説明します。)
2 メールアドレス
3 できればメールアカウントの設定ファイル(パスワードやサーバ名など)
4 IE等(インターネットエクスプローラー等)で設定してたお気に入りURL
5 他、アプリケーションソフトなどで自分で生成されたデータファイル群(ワードエクセルのファイルや年賀はがきソフトのファイル、デジカメ写真など様々)
6 電子証明書。(暗号化されたファイルが開けなくなります)

まとめるとこのくらいしかないのです。あとは何とか復旧ディスク等でシステムの復活はできます。特に5が非常に大事で個々によってばらばらに散らばってたり容量が膨大だったりで効率的にツリー構造でまとめとかないとバックアップそびれたファイルなどが生じます。

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バックアップのすすめ

さて 以前のバックアップの記事の続きです。パソコンデータのバックアップの意義と方法に関して述べたいと思います。大企業やネット企業であれば当然のごとくバックアップは常時してるし相当のコストをかけてます。企業にとってデータを失うとか流出するとか命取りになるからです。では一般家庭では命取りにならないのか?いや一般家庭でもそれと同等に損害が大きいです。特に精神的損害が大きいです。例えば何年も取り貯めたお子さんの写真や動画を一瞬に失ったら?お金の問題ではない、お金を払っても戻ってこない。とても悲しいことです。それ以外に大事な文章やファイルなど個々の状況によって様々だと思います。

むかしむかしまだパソコンが世の中に普及してなかった頃、ワープロ専用機を使ってました。しかも媒体は5インチフロッピー。もちろんHDD(ハードディスク)など存在してませんでした。フロッピーって何じゃ?てな人が多いのかなひょっとして。あのドクター中松が開発したってやつですよ。知ってる?っていうひとも3.5インチフロッピーじゃないかな?ぺらんぺらんの5インチフロッピーの時代でした。その時のバックアップの方法はひとつ。文章を印刷して保存する。これが確実な方法でした。だいたいあのぺらぺらにデータが収まってること自体信用してませんでしたから(^^;) ようするに目に見えるものしか信用してない。
いつの時代もそうです。人間は目に見えるものしか信用しないのはしょうがないことですよね。普通で考えたら太陽や星は地球の周りをまわってるとおもうし、リンゴが木から落ちるのは当然とおもうし、目の前に空気があるとは絶対おもいませんよ。しかも一部の人が異論を唱えても絶対信じないし、迫害したりするし。

てなぐあいで目に見えないものを信じられるようななれば一つ自分が脱皮することになります。未だに書類を印刷して保存したり写真を印刷してアルバムに保存してるひとはITの利便性を完全に放棄してますね。そういう人はパソコンなんか使わない方が豊かな人生を送れるでしょう。

バックアップにはいろいろな方法がありますけどその前にキャリア別にまとめてみましょう。

初心者・・・・・バックアップなんてはなっから必要ないと思ってる。パソコンが壊れるとは思ってもない。
中級者・・・・・CDやDVDで焼いている。しかも面倒なので時たましかやらない。
上級者・・・・・それ相当のソフトを使ってそれ相当の媒体にて行っている。レードを組んでいる。
仙人・・・・・・・???

次回から一つ一つ検証してみましょう。

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Open Officeのすすめ

Open Officeのすすめ

久しぶりの更新です。年度末は特に忙しいのですが今年は2年の一度の保険改正により
特に忙しい日々でした。
気づいてみると外は桜で満開でした。
そこで一句思い浮かびました。こんなことは滅多にやらないのですが桜を見ると
なんか自然にそんな気が生まれました。やっぱり日本人は月とか桜とか見ると謳いたくなる習性が
あるんでしょう。

Sakura1

満開の
桜の花の
咲き乱れ
ただ忙しく
見る暇もなし

語数ぴったり!なんで日本語はこの語数に収まるんだろうとよく思います。

ところで本記事はOpen Officeのすすめです。
http://ja.openoffice.org/
マイクロソフトでいうとオフィスのワード・エクセルみたいなものです。
ほとんどの人が文章作成や表計算ソフトはマイクロソフトのワードエクセルかジャストシステムの一太郎を使う人が多いかと思いますが、一般の人が使うレベルの機能はほとんど変わらないししかもフリー(タダ)ということで
極めてパフォーマンスが高いのです。しかもかれこれ10年ちかく使ってますがシステムエラーはほとんど無く極めて安定的に稼働し、絶対的な安心感があります。
重要な文章作成も不安無く管理できます。しかもマイクロソフトよりいち早くPDF化アイコンが標準装備されており文章作成後即PDFできるのですごく重宝しました。今でこそ当たり前ですが。
しかも最近、外字表示も搭載されたことから、(職業上外字を使うもので)もうすでに私はワードエクセルに戻る理由がひとかけらも見当たりません。
特に私みたいに複数のクライアントを使わなければならない身は今時の認証システムのソフトウエア(認証システムによりワンクライアントしか使えない)は非常に使いづらい。というよりはお金がいくらあっても足りない。
だんだん会社や自治体で導入が進んできているみたいです。私も人に進めるのですけど初心者のひとほど使ってくれない。タダだよっといっても一度は使ってみるもののまた元に戻している方が結構います。

理由は以下の二つであろうかと思います。
一つはブランド名に弱いということです。一般的にソフトウエアやハードの選択基準はとくに機能的なものより外観であったりブランドであることが占める割合が非常に高いと言うことです。
もう一つはフリー(タダ)であることの抵抗感、先入観によるところが大きい。つまり一般商品で言われる安かろう悪かろうの概念。それに加えて近代IT社会におけるフリーというビジネスモデルが理解できてない。このことからフリーであることは粗悪品!であることの先入観がどうしてもぬぐえきれない。

IT革命とはもう古い言葉かも知れませんが現在も続行中だと断言できます。ソフトウエアや情報はいまやお金をだして買うものではなくなったと言えます。
ということでフリーソフトの登竜門としてこのオープンオフィスから始めて見てはいかがでしょうか?

オープンオフィスの利点
①ワープロや表計算・プレゼン・データベース・ドローなど使える MSオフィスとほとんど一緒。
②無料で入手できて、自由に利用可能 (MSの値段の高さに改めて認識されます)
③Microsoft Officeと高い相互運用性 (互換性があるのでMSからの移行がスムーズに行えます)
欠点
①あまりありませんが書店でマニュアルが少ないと言うことでしょうか。しかしHPからも手に入るし、ソフト自体の ヘルプファイル等で十分いけます。

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