お勧めの書籍book

感動する児童書 モチモチの木と図書館ライオン

素晴らしい本と巡り会うほど感動するものはありません。児童書や絵本も大人が読んでもとてもおもしろいです。やっぱり国語の教科書に載ってました。
2冊ともほろほろきます。

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池上彰シリーズです。池上彰教授の東工大講義(世界編)

人気の池上シリーズです。この人が学校の社会の先生だったら絶対100点とれたろうになあといつも思います。世の中の出来事ってテレビのニュース見ても新聞見ても表向きの事しか分からず、それで理解したかのような錯覚に陥りますけど実は深い真実がうごめいてます。

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超訳 ニーチェの言葉

店頭にて購入しました。
本を購入する方法は二つ。店頭で買うかアマゾンで買うかどちらかです。このIT社会でいくらアマゾンが浸透したとしても現存の本屋さんは絶対無くならないと確信してます。
すでに決まってる書籍を買うときや決まった著者のものを購入したり、検索したりするのはすごく便利です。衝動買いもよくします。思いついてからほんの数秒(数クリック)で決済できますから。
しかし実際に手に取ってみないと読みやすさというのは実感できません。例えばマニュアル本は絶対で読みやすさ、わかりやすさが第一です。それから新書などの売れ筋とかおすすめの本とか効率よく書棚に並ばれているほうがわかりやすいです。これらは断然実際の本屋で手にとって見た方が確実に実感できます。
つまり本の購入の選択基準として本そのものの外観や質感、そして中身の文字の配列数、イラストの配置、段落などの読みやすさというのも大事な要素の一つです。
昨今、キンドルやIPadに代表される電子ブックがはやってますが、だからといって将来、現物の書籍がなくなることはないでしょう。それぞれ一長一短があるからです。いうなれば共存の道をたどることでしょう。
音楽のCDアルバムもそうですがこちらはもう10年以上前から音楽のネット配信が生まれ、現存のCDは無くなるんではと言われましたけど実際は今でもCDは売ってますよね。では今店頭でCDを購入している人はネットとは無縁の人だけなのかというとそうでもないのではないでしょうか?私もそうですが本当に好きなアーチストは現物購入、それ以外は(ちょっと気になる曲やBGM的に聞きたいものなど)ネット購入というふうに取捨選択しているのではないでしょうか。

データのみと現物のCDまたは書籍、違いは圧倒的な存在感にあります。

そこで通りがかりの書店で目についたのがニーチェでした。
瞬間に何かつながりを感じました。スタンリーキューブリックが好きでその代表作と言えば2001年宇宙の旅。といえばあの有名な主題曲ツァラトゥストラはかく語りき  といえばニーチェかな。

手に取ってみると、本の見た目の重厚感。高級感。それとは対照に中身が簡略っぽく余白が多く読みやすい(笑)見かけによらず文字数がすくないんですよ。
間違っても本の価値は文章の量ではない。質であることを再確認しました。まるでするめや昆布を噛めば噛むほど味わいが出てくるようないつまでも余韻が残る奥深さのある短い文体。まるで言葉のマジックを見させてるようなニーチェの言葉。

これはまったく贅沢な本ですね。こんな贅沢をするとはわたしもだいぶ価値観が変わってきました。20年前の自分なら間違いなくそのお金は焼き肉食べ放題に消えてましたね。(^^;)

みなさんもニーチェでかみかみしませんか?


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人間失格 太宰治

最近、去年ぐらいから太宰治の映画よくやってますよね、生誕100年とかなんとかって。見てみたいのですがその前に一度書籍でもう一度読んでみようと思いました。もうすでに記憶が薄れてきてるので一度読んでから文豪の表現をじっくり堪能しながら連想しておき、自分のイメージと実際の映画でのイメージのギャップを楽しもうと思ってます。

そんでまずは人間失格。いきなりですが。いきなりというのはこの作品が太宰の集大成である、あるいはこの作品を書くために生まれてきたとか言われてますから。解説者の言葉によれば「この作品はある性格を持って生まれた人々の、弱き美しきかなしき純粋な魂を持った人々の永遠の代弁者であり、救いであるのだ」
ということは多くの人々がそれに当てはまることでしょう。

改めて太宰とはこんなにユーモアのセンスがあるのかと驚かされました。前半はおかしくて笑みがこぼれっぱなしでした。そしてこの巧みな表現に感嘆し、これが文豪って言われるゆえんかと思います。まさしく文学の魅惑の中にどっぷりつかって余興を楽しめました。そしてこれが日本語なんだ。漱石もそうですが、これが本当の日本語なんだなあとこの年になって改めて感じる次第です。そして個々の文学的趣向を超えた名作であると確認させられます。

常日頃は専門書や新書しか読まないので これら巧妙な文章表現に新鮮さと驚嘆を感じます。専門書は日本語だけれども算数みたいなもので味気ないし、新書に至っては2.3時間で読み終えるような平坦な文書だし。

この「人間失格」は始終、人間の本質を教えてくれと悲痛しながら落胆を繰り返し最後には自ら失格の烙印を押すのであるが、この作品の中に一つのテーマ、命題があります。それは「罪とは何だ」ということです。わずかな下りですがこの部分がこの物語の一番重要な部分で作者の一番言いたかったことではないでしょうか。無垢の信頼心は罪の源泉ということばを発しながら罪という混沌とした言葉をはっきりさせたい意図が見えてきます。

高校生の時、級友がこれを読んだ感想が「暗~い」って言ってたのを覚えてますが、そういう表現しかできないのは無理もないことだと思います。実際社会に出てもまれてはじめて感じ取れるものだと思います。まあ大人の小説であることには違いありませんが子供の頃からこれらすごみのある文体を触れることは大事だと思いますね。

私のように高校生の時の愛読書が星新一と多湖輝では国語のテストの点数がとれないわけですわ(T_T)

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中津市の歯科医院で働く歯医者

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またまた藤原ワールド炸裂です。

日本人の矜持  藤原正彦

今度は著名人9人引っさげて対談形式です。だいたい言ってることはいつもと同じなのですが、対談形式なので藤原理論を他人がどのように感じているか分かる内容となってます。

だいたいいつも大胆な発言が多いのですが今度の帯のタイトルが「読書せぬものは人にあらず、ケダモノなり」だって。
そこまで言うかって感じですが。まあまあこれも日本をよくしようという強い願望の表れでもあります。
たけしとの対談は終始、数学の話でしたがたけしの日本展望論をぜひ聞きたかったです。

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先日J・D・サリンジャー死去

小説「ライ麦畑でつかまえて」で知られる米作家J・D・サリンジャー氏が1月27日、自宅で老衰のため死去しました。91歳だったようです。ご冥福をお祈りいたします。

ブログのコメントライ麦畑でつかまえてをおすすめした直後のことだったのでびっくりしました。何か感じるものがあったのかもしれません。

そこでおすすめの一冊ですが「キャッチャー・イン・ザ・ライ」村上春樹訳 です。ほとんどの人が「ライ麦畑でつかまえて」野崎訳を読んできたこととおもますが、今、野崎訳を見直してみてやはり文体が古いんですよね。この小説の特徴として一人称による語りかけ形式になっていてかつ攻撃的な言葉いわゆる俗語が多くそれが野崎訳では少し違和感を感じます。具体的には「~やがんだよ」「奴(やっこ)さん」「イカシタ子」などです。よく古いアメリカ映画やドラマでよくそういうふうな感じで吹き替えを聞いたことがあるかとおもいます。しかし昔でも現実にそんな言葉を発した友達は一人もいませんでした。未だかつてやっこさんとか言ってる人は一人も巡り会いませんでした。村上訳の方が現代的で違和感なくすーっと入ってきます。これから読む人は村上訳がおすすめです。ニュアンスも主人公のホールデンの心情がより鮮明に映し出されていると思います。

さてこの小説はあまりにも有名で世界でもっとも読まれてるなかの一つであると同時にいろんな面でいわくつきの小説です。絶対学校の教科書には載らないだろうと思う小説でもあります。しかし昔は若者のバイブルみたいな風潮があったようにおぼえます。すこし過激な表現だけに中学生ではちょっと早すぎる。高校生で読む人がけっこういるみたいですけど今の高校生で本当に真意を読み取れるかどうか疑問です。主人公は高校生なので同世代の高校生は共感するものがあるかと思います。しかしそれが主人公の悪態や狂言に同調するだけで終わってしまうような気がします。ましてや舞台はアメリカで日本の高校生とはちょっと違う。やってることがおませですよね。小説の中にあるように高校生が車を乗り回して女の子とデートするような日本の高校生はいないでしょうし。わたしは大人の社会を垣間見るようになる大学生で読むのが一番最適かとおもいまね。

とにかくこの小説は奥が深い。
この小説に対する感想意見は様々あるでしょうが私のとらえ方はこうです。
まず若者の心の描写が見事に描き出されています。反抗的な社会より内面の心の心情を深く味わって欲しいです。横暴を繰り返す主人公が狂人なのかそれとも社会が狂ってるのか。特に表現が過激だけに順風満帆に育った人、ボンボンに育てられた人、もてもての人生を歩んできたおぼっちゃまにはそれこそ耐え難い、吐き気をもよおす書物なのかもしれません。ではそういう優等生が いわゆるオチこぼれの子、いじめのあった子、ニートになってる子、不良をやってる子の心理が理解できるのか!っていうことです。
わたしは世の中は建前の世界(虚像)と本音の世界(真実)が存在すると思います。
そして主人公であるホールデンはこの大人の嘘ぶいた建前の世界を理解できないし非常に嫌悪感を持ってます。これを特に助長するものが弟の死だったり、同僚の自殺だったりするわけです。小説ではこのあたりはさらっと流してますがホールデンの言動の源がここにありっと感じます。そして中盤まで最愛の妹のフィービーのことがさらっさらっと出てきたので少し気になりつつ読み進めると最後はやはり・・・・
あまり詳しくいうとネタバレになって読んでない人が迷惑を被るどころか出版社から著作権侵害とクレームがきてもいけないのでこのあたりでおわりです。

それからもう一冊ご紹介。これはキャッチャーを読んだ人のための本です。キャッチャーをより深く味わいたい人、いや村上春樹ファンの人でも結構です。村上春樹はいまや時の人ですからね。その人が自分の考えを述べるのはそうそうないですよ。

翻訳夜話2 サリンジャー戦記 (文春新書)

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4時間半熟睡法


今回のおすすめの書籍

4時間半熟睡法

サブタイトルがいいねえ。
ハーバード大学も注目、世界一の「睡眠の専門医」が教える!   遠藤拓郎著

今まで睡眠に関していろんなメディアや噂やら情報が混乱していると思います。これは誰でも知ってるし、自分の周りの人も同じく認知しているのだけれども情報源があやふやでいまいち信用性に欠ける事柄ってないでしょうか。みんなが周知してることでも実は根拠が無く根も葉もない風説っていろいろありますよね。まずそういうことは情報源を明確にすることが風説に惑わされない第一歩だと思います。しかし情報源は時がたつにつれ忘れてしまいます。特に筆頭メディアであるTVなどで聞いたことはいちいちメモしてるわけではないしどういう番組でやってただけではすぐ忘れてしまいます。メモするならその番組の誰が言ってたかメモしておく必要があるでしょう。結局どういう情報源であろうと自分の頭の中だけで処理すると結局、日がたつにつれて忘れてしまいます。

そういうことでこの本を買いました。正直言って相当迷いました。
なぜかって。内容本文が極めて簡素に(一般素人にわかりやすく)記述されているのはいいけれど紙面も上下左右余白も十分にあり行間もたっぷりとってあり文章の分量に物足りなさを感じたからです。なんで分量に物足りなさを感じる本の購入をためらうかというと、立ち読みすれば30分で終わりそうだったからです。(*^m^)しかし前述の通り立ち読みで終わっていたらいつものとおり、いつまでたってもこの手の情報はあやふやで根拠が不透明になり、不透明になるから実行もしないとおもいます。情報源を自分の手元に置いとけば何十年たっても確固たるものになり、また新たな対立する情報が出てきた場合にも整然と整理することができます。

内容はすごく簡潔だけれども、これは何十年も専門を研究され、それこそ何千ページや何万ページか文献や論文を読破されさらに実験等をくわえ実証された結果がそうなのであり、極めて内容の濃い本です。

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この国のけじめ

藤原正彦です。1943年生まれです。66歳か~。失礼ですけど年の割には老けて見えます。そして主張が武士道など古くさいことをいうのでよけい年寄りに見えてしまいます。風貌もまた白髪のフヨフヨの髪の毛なのでどうみてもおじいちゃんしか見えません。しかししゃべるとなると機関銃のような次から次と言葉が散弾されます。しかもどれも断定的にずばずば言い切るのでとても説得力があります。
この一見古くさい主張を本当に見過ごしていいのでしょうか?
日本人のアイデンティティーを一気に捨ててしまい、グローバリズムの波の中に埋もれてしまっていいのでしょうか?
もういいかげんに祖国を愛する、祖国を守るということが単純に軍国主義だの封建主義だのと同一視するのはよしましょう。ってことでしょうね。話のいつも痛快でわかりやすいし感動的です。日頃疑問に思っていたことがあり誰も教えてくれなかったことを一気に答えてくれた感じです。


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こころ~夏目漱石~は名作でした。

先日 「こころ」は本当に名作か 小谷野敦著を読みまして 夏目漱石のこころを読みたくなりました。小谷野敦という人は結構ひねくれもんらしいですけど(著書紹介の写真がたばこくわえてるし)けっこう興味深く読んでいきましたが”手塚治虫より永井豪が上”という一文を見つけてから、手塚治虫という私の領域に入ってしまったのがために懐疑の目で残りを読むようになりました。手塚漫画はおかまっぽいとかいってますけど手塚漫画の何を読んだのでしょうか?ブラックジャックのどこが火の鳥のどこがおかまっぽいのでしょうかね。あーだめだめ、手塚の話になると止まらなくなるのでまた別の機会にスレッドを立てます。
話を元に戻し、恥ずかしながら夏目漱石は猫と坊っちゃんしか記憶がございません。でもこころは教科書の定番なので抜粋で読んだかもしれませんが記憶にありません。基本的に小説は好きではないのであまり読みません。特に最近は新書のたぐいしか読まないのでこころは極めて新鮮な気持ちで読めました。 久々に文学と言える名作を読みまして大変感銘を受けました。まず目に引くのが日本語の巧みな表現、言いまわしです。素晴らしいです。素人が書く新書とは全然違います。当たり前ですが。明らかに一線をかきます。これぞ文豪または名作といわれるゆえんですね。文学音痴の私にも違いが分かりました。
さて こころの内容もすばらしく、漱石の巧妙な言葉によって人の心の内を明細に描き出してます。これは映画か漫画でも表現することは難しいでしょう。この本の読者としての最適年齢は大学生ではないでしょうか?同じ主人公が大学生でもあるし親と学生の関係も巧みに表現されていて共感するものが多いのではとおもいます。

しかしただ一点、批判するものがあるとすれば脚本ではないかとおもいます。私は超文学素人なので小説の読み方というものを知りません。何がいい小説であるか悪い小説であるか基準は何なんでしょうね。難しいボキャブラリーを駆使したものが格が上なのか、涙を流すような読者の心の変動が大きければよいのか、脚本がしっかり組み立てられてるのが名作なのか、それとも文学の普遍的価値はなく読者がたまたまはまった(主観的におもしろいと思ったもの)ものがいいのか。

 例えば この”こころ”に関して
① 先生が赤の他人である私に心を打ち明けたのはなぜか とか
② Kはなぜ○○したのか また先生もなぜ○○したのか。(こころの内容がネタバレするので○○にしました。初読の人に対して楽しみを奪うことになるので)
③ 私も意外な展開である○○したことに疑問、不愉快さを多少感じます。小説といえども○○を容認するということになりはしないか。小谷野敦様のご批判も脚本の不備を指摘しておられます。

映画に関していうなら映画の善し悪しは脚本がすべてだと思うんです。たとえ俳優がイケメンであろうと演技がうまかろうが、またいくらCG(コンピュータグラフィック)を駆使して映像を派手にしたり、爆発やピストルをどんぱちどんぱちさせても脚本がだめだと全然おもしろくない。フィクションには違いないんですけど論理的に構築された現実味に近い脚本でないとなかなか話の中に没入することができません。

最後にもう一度いいますけど こころは名作でした。
ちなみに子供にはねこ、坊っちゃんから読ませましょう。


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過激な読書案内

「こころ」は本当に名作か 小谷野敦著

批判本の記事を書いた後でなんですがこれは悪書ではなくお薦めの本です。
本来なら私の尊敬する斎藤孝と手塚治虫をけちょんけちょんにけなされた時点で破り捨ててゴミ箱行きなのですが圧倒的な読書量と文学通の著者に文学無知な私はひざまずいてしまいました。
たしかに文学に普遍的価値基準はないでしょうね。
夏目漱石の坊っちゃんは認めるけどこころは認めない。ドストエフスキーは・・・・・。など
たしかにビートルズでも変な曲はあったしサザンにしても全部の曲がってわけにはいきませんし。そういう意味ではありえるかなっともおもいますが著者の個人的な価値基準にも思えます。実体験がなければ本当の意味や感動は味わえないといってますがそれはそうと思います。しかし本を読むというのは未実体験を補うものでもありますし実体験がなければ味わえないというとそうはいいきれません。
著名な古典文学作品をこてんぱんに批判してますがこっちもすこし批判したくなりますね。たぶんかなり文学通の人たちが読めばだまってはないでしょうね。
しかしこの本の最大のいいところはこれら掲載された古典文学作品が読みたくなるってことです。わたしもほんのわずかですが読んできた作品の中でほとんど忘れてるとかが少なくなく、もう一度読んで著者のいってることが本当なのか確かめたくなるのです。

しかし手塚治虫より永井豪の「デビルマン」が漫画の最高傑作とはおそれいりやした。


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